言葉遣いに関しては、不快に思われやすいフレーズの具体例をご紹介しますので、もしも使っているものがあった場合には、言い換えフレーズに変えましょう。以下、グループインタビュー(*3)で抽出した「不快に感じる言葉」と、お勧めの言い換え例です。
不快に思われやすい言動とおすすめの言い換えフレーズ
- 「参考になりました」→「勉強になりました」
- 「なるほどですね」→「勉強になりました」
- 「いいですよ」→「かしこまりました」
- 「っていうか」→基本的には使わない
- 「私的には」→「個人的には」
- 「ほんとですか」→「それはすごいことですね」
- 「意味あるんですか」→「背景を教えていただけますか」
- 「でも」→「でも」という言葉を省いて伝える
- 「なる早で」→「○日の×時までにお願いします」
仕事に対する姿勢の温度差や努力不足→「謙虚な姿勢を見せる」
仕事に対する温度差は少なくするのがベターです。仕事に対するスタンスが違う場合でも、基本的に情熱を持っているように見せるのが礼儀だと思っておきましょう。
ただし「頑張ります!」という言葉は要注意。今も決して怠けている訳ではない人が、気持ちだけで結果を変えるのは難しいものです。安易に「頑張ります」と言ってしまうと、口だけの人だと思われてしまうこともあります。
本当に頑張るつもりがある場合には、具体的に何を頑張るのかを含めて伝えるのがよいでしょう。
- 《言い換え例》
- 「来月は訪問数を増やして、契約を1件増やせるよう頑張ります」
努力をしている姿がカッコ悪いと考える人もいるようですが、成果が出ていない人ほど努力はオープンに。「このままでいいんだ」という気持ちは開き直りに見られてしまうこともるので、努力に関しては常に謙虚な姿勢でいるのがポイントです。
性格や価値観の違い→「押しつけをやめる」
性格や価値観に違いがあるのはあたりまえです。基本的には多様性を認めるという姿勢で臨み、そうできないものに関しても、最低限「押しつけない」ということを目標にしてみてください。
「普通はこうだろう」「~するのが常識だ」など、意見や行動の割合を自分の都合のいいように考えてしまうことを「フォールスコンセンサス効果(false consensus effect)」と言います。自分があたりまえだと思っていることでも、実際にはそうでない人も想像以上にいると考えましょう。
コミュニケーションのポイントとしては「~するべき」「絶対~だ」といった決めつけのフレーズを使わないことから始めます。同調する必要はありませんので、自分の意見も相手の意見も大事にするようにしてみてください。
- 《言い換え例》
- 「個人的には朝のほうが、仕事に集中できると思うのですが、○○さんは夜のほうが集中できるんですね」
伝える順番も大切です。自分の意見は先に、相手の意見を後に言うことで否定のニュアンスを減らすことができます。
- 《例》
- △「○○さんは反対なんですね、僕は賛成です」
- ○「僕は賛成ですが、○○さんは反対なんですね」