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共通点探しではなく、差異点を受け入れよう 明るい「違いが分かる人」を目指す (1/3ページ)

安西洋之
安西洋之

 「できるだけ多くの点を見つけていけば、いつの日かそれらが自ずと繋がってくるものだ。その時、『分かった!』という確信が生まれる」ということをたくさんの人が語る。長い間、ぼくも繰り返しそう話してきた。もちろん、今も考えは変わらない。 

 殊に一つの専門分野-あるいは担当分野-だけで分かることはたかが知れており、複数の分野を大局的に眺めないと全体の姿が分かるはずがない。全体の姿が分からないと、目の前にあるディテールの意味も分かるはずがない。

 「横断的」という言葉がキーワードになり、分野を超えた人のネットワークをもつ大切さが強調される。チームでさまざまなアングルから眺めると見える景色は格段に色彩豊かになる。

 ある一つのエピソードから色々なことを発想し、「こういうことは、あのシーンにも適用できるよね」という会話に花が咲く。「そう、そう、それなら、これも使えるよ」とアイデアはどんどんと広がる。

 そういう発言をする人が「気の利いた人」と見られたりする。「アイデアマン」とも呼ばれる。または、平和主義であるとも…。

 ここまで読んできた方は、薄々感じ取ったと思うが、ぼくは今まで極めて肯定的に捉えられてきたタイプ、または傾向を再考すべきタイミングではないかと最近になって思い始めている。

 何を考え始めているか、もう少し書いていこう。

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