観光白書、訪日客の経済波及効果強調

 政府は5日、2018年版観光白書を閣議決定した。白書は観光分野の経済効果を分析するなかで、訪日外国人旅行者の急増が「越境EC」の増加などで日本経済全体へ波及していると強調。中韓など5カ国・地域に対する調査を基に、訪日旅行がきっかけとなった越境ECによる日本製品の購買額は17年で6000億~8000億円規模だったと推計している。また、国連世界観光機関が提唱する「観光国内総生産(GDP)」を用い、旅行消費額のマクロ経済へのインパクトを算出。12年に約8.5兆円だった観光GDPは16年に約10.5兆円と大きく伸びた。