NY株反発、216ドル高 米金融政策を好感

 21日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3日ぶりに反発し、前日比216・84ドル高の2万5962・51ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は109・99ポイント高の7838・96。

 米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、年内は利上げしない考えを示した。低金利が続いて米景気が支えられるとの期待から、市場に買い安心感が広がった。

 個別銘柄では、米金融機関が投資判断を引き上げたと伝わったITのアップルが値を伸ばし、相場全体の上昇を主導した。アップルは25日に本社で発表会を開く。動画配信サービスなどが発表されるとみられており、新サービスに対する期待感も買いを誘った。(共同)