社長を目指す方程式

デキる上司は「WILL・CAN・MUST」を駆使して最強チームを作る (1/4ページ)

井上和幸
井上和幸

 こんにちは、経営者JPの井上です。今やメジャーな「三つの輪」。「やりたいこと(WILL)」「できること(CAN)」「なすべきこと(MUST)」の3つの重なる部分に適職、天職がある、と。私がリクルート社に新卒入社し人事部門に配属され、一番最初に教わったフレームワークが「三つの輪」と「ジョハリの窓」でした(「ジョハリの窓」についてもこの連載でいつかご紹介してみたいと思います)。

 その当時はまだありませんでしたが、その後リクルートでは「Will Can Mustシート(WCMシート)」という目標管理シートが導入され従業員のキャリア開発支援の基盤となっています。

 メンバーは半期に一度「WCMシート」を記入し、自身が仕事を通じて実現したいこと(Will)を明らかにして上長とすり合わせ、その実現のために何ができるか、どのようなことができるようになる必要があるか(Can)を確認した上で、何をすべきか(Must)を考えます。いわゆるMBO(Management By Objective、目標管理制度)ですが、個々人が自己目標をキャリア開発視点で設定し業務に臨む。また上長や部門では、所属メンバー達のWCMシートを元に配属やキャリアパスなども検討していきます。

 このサイクルを半年タームで回し続けることを徹底しているところにもリクルートの人材力の強さがあると思います。皆さんの会社でも、半期や通期の目標管理制度を導入していらっしゃるなら「WCMシート」を組み込むことはさほど難しいことではありませんのでトライしてみても良いでしょう。ただ、大事なのは導入ではなく運用です。WILL・CAN・MUSTの棚卸しとすり合わせ、共有、実行のサイクルをしっかり回し続けることが大事なのです。

 そして今回は、この「三つの輪」を読者の皆さんが上司の立場から、部下に対してやチーム編成・運営でどう有効活用できるかについての、日常での活用法をご紹介してみたいと思います。

今回の社長を目指す法則・方程式:

「三つの輪」

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