東芝、メガネ型ウエアラブル端末発売中止 再建へ新製品基準を厳格化
東芝は22日、29日から出荷予定だったメガネ型ウエアラブル端末の新製品の発売を中止すると発表した。国内外の見本市に出展されるなど注目されていたが、構造改革の一環として決断。今月には、高齢者の見守りなどに活用する生体センサーも一部製品の発売を取りやめた。経営再建に向け、投入する新製品の基準を厳しくしている。
発売中止するのは、「Wearvue(ウェアビュー) TG-1」。東芝は「事業ポートフォリオの見直しの一環として決めた」としている。財務体質の強化が急務となっていることから、短期的に収益化できるかどうかを重視したようだ。ウェアビューは作業員らの利用を想定しており、装着すると視界の中に作業手順やチェックリストなどを表示できる。東芝は海外でも試作品を「Toshiba Glass」としてアピールしてきたが、メガネ型ウエアラブル端末の発売と開発を取りやめる。
東芝は今月、リストバンド型生体センサーの「Silmee(シルミー)」についても、GPS(衛星利用測位システム)機能のある「W21」の発売を中止した。
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