HP、ウィンドウズ10スマホ投入へ ノートパソコンのように利用可能

PC Watch
ドックにつないでパソコンとしても利用できる

 米HPは、スペイン・バルセロナで開催されたモバイル機器の見本市「モバイル・ワールド・コングレス2016」で、ウィンドウズ10モバイルを搭載した、5.96型のハイエンドスマートフォン「Elite X3(エリートX3)」を発表した。日本HPによると、今夏にも国内投入する予定があるという。

 現時点で考えうるほぼ最高のスペックを取り入れたウィンドウズ10モバイルスマホ。VoLTE対応の通話機能も付いているが、HPではスマホとタブレットの中間の“ファブレット”として位置付けている。

 本体はビジネスでの使用に配慮し、IP67準拠の防水防塵仕様となっている。また、1.2メートルからの落下テストを含む米国防総省の軍用規格(MIL-STD-810G)試験をクリアした。機能面の特徴としては、高品質なB&Oオーディオ機能を備えるほか、デュアル前面スピーカー、ノイズキャンセリング、前面800万画素/背面1600万画素のカメラを搭載。生体認証は指紋センサーに加え、虹彩認証もサポートとする。TPM2.0準拠のハードウエア暗号化機能を備え、128ビットのBitLocker暗号化をサポートするなど、万全のセキュリティー機能を備えた。

 オプションで、USB Type-CとUSB Type-A、ギガビット・イーサネット、ディスプレーポートを備えたドッキングステーションを用意。これと別途キーボード、マウス、ディスプレーを利用すればContinuum(コンティニュアム)という機能によりパソコンのように使用できる。

 さらに12.5型ディスプレーと46.5ワット時のバッテリーを内蔵したノートPC型のドックも用意。これを利用すればノートパソコンのように使うこともできる。現在試作段階で詳細は不明だが、無線またはUSB Type-C経由で接続するものとみられる。

 本体のプロセッサーにはクアルコムの最高峰、スナップドラゴン820を搭載。これは高解像度の2画面でのコンティニュアムを快適に行うために採用した。メモリはLPDDR4で、容量は4ギガバイト。ストレージは64ギガバイトのeMMC5.1となっている。

 ディスプレーは2560×1440ドット(WQHD)表示対応の5.96型AMOLEDを採用。最大550カンデラ/平方メートルの輝度、上下、左右ともに170度の視野角を実現。表面にはコーニングのゴリラ・グラス4を採用し、低反射コーティングを施した。

 通信は2G/3G/4G LTE、IEEE802.11a/b/g/b/ac(2x2 MIMO)、ブルートゥース4.0+LEを搭載する。

 ナノSIMスロットは2基備えているが、うち1基はマイクロSDカードと排他使用となる。センサーとしては周辺光、近接、加速度、ジャイロ、電子コンパス、圧力、NFC、GPSなどを装備する。また、インターフェイスとしてUSB3.0Type-Cを備える。

 本体サイズは83.1×161.2×7.9ミリ(幅×奥行き×高さ)、重量は190グラム。(インプレスウオッチ)