日本郵政社長後任、長門氏で最終調整 4月にも交代の見通し

 

 政府は、日本郵政の西室泰三社長(80)の後任に、ゆうちょ銀行の長門正貢社長(67)を充てる方向で最終調整に入った。4月にも交代する見通し。西室氏は2月8日から入院中で、トップ不在が長引いていることから官邸主導で後任人事に着手。民間企業トップ経験者からの人選も検討したが、日本郵政の取締役を兼務する長門氏が内部昇格する方向に落ち着いた。

 長門氏は日本興業銀行(現みずほ銀行)出身で、シティバンク銀会長から2015年5月にゆうちょ銀社長に就任。日本郵政の利益の大半を占める金融に明るく、海外事業の経験もある長門氏に株式上場後のグループ経営強化を委ねる。