ソフトバンクがIoT商品化支援 クラウドファンディング参入
ソフトバンクは30日、あらゆる機器をインターネットでつなぐIoT技術を使った新製品などの開発や商品化を支援するため、事前に商品購入を募って商品化するクラウドファンディング事業に参入すると発表した。
同日に消費者参加型のサイト「プラススタイル」を設置。サイトに登録した消費者が、主にベンチャー企業によるIoT製品の企画に意見を述べたり、クラウドファンディングにより先行発売された商品をソフトバンクショップで購入したりできるようになるという。
4月下旬までに、電気自動車や小型ロボットなど試作中の製品29種類がプラススタイル内に公開される。ソフトバンクでプラススタイル事業の責任者を務める近藤正充担当部長は、この日の会見で「家具やファッションなどIoT化が進んでいない製品でも開発や商品化のエンジンとなりたい」と話した。プラススタイル事業には国内外のモノづくり企業が多数参加した。
関連記事