吉野家HD、28年2月期は大幅減益 食材費の上昇で

 

 吉野家ホールディングスが11日発表した平成28年2月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前期比54.1%減の16億1300万円、最終利益が11.0%減の8億3700万円と大幅な減益となった。米国産牛肉など食材費の上昇や暖冬の影響で「牛すき鍋膳」の販売数が減少したことなどが響いた。売上高は3.2%増の1857億3800万円と伸びた。