楽天、携帯通話内容の一括録音サービスを提供へ 法人向け
楽天は、携帯電話で営業を行う保険業界など向けに社員の通話を一括で録音して管理できる「モバイル録音サービス」の本格提供を始める。携帯電話大手3社の端末やPHSに対応。100人規模の事業所で初期費用が18万円と比較的安価に始められるのが特徴だ。今年5月に施行される改正保険業法に基づく金融庁の指針で、営業時のトラブル防止のために通話内容を保管することが義務付けられており、楽天は、システム導入費用を抑えたい中小の保険会社のニーズを取り込む考えだ。
楽天グループの楽天コミュニケーションズが近く始めるモバイル録音サービスは、利用者に「050」から始まるIP電話番号を付与した上で、同番号からの通話内容を音声ファイルで録音保管し、パソコンやスマートフォンで録音内容を検索、管理できる。
初期費用は5万円だが別途、月額3万円と1番号ごとに料金(初期費用500円と月々500円)が必要となる。
楽天によれば、通話内容を録音、管理するシステムは少なくとも数千万円かかるため、中小の保険会社では導入が進んでいないという。楽天は、保険会社など通話の保管が必要なさまざまな業種に導入を働きかける方針だ。
関連記事