VWの違法ソフト使用決定は06年 内部調査で判明、ドイツで報道

 

 北ドイツ放送は25日、ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が排ガス規制逃れのための違法ソフトウエアの使用を決定したのは、2006年11月20日の会議だったと報じた。VWが米法律事務所に委託して実施している内部調査などの内容として伝えた。

 北ドイツ放送によると、当時のエンジン開発部門の幹部が、違法ソフトの使用をこの会議で承認した。ただ、この幹部は事情聴取に対し、会議の内容を記憶していないと話しているという。

 報道によると、VWが米国で違法ソフトを搭載し始めたのは08年で、当初はエンジン起動後に排ガス浄化機能が一端稼働し、一定の時間が経過すると停止する仕組みだった。14年からは、ハンドル操作の少なさなどから排ガス試験中と認識した時にだけ、浄化機能がフル稼働するソフトを搭載し始めた。排ガスの浄化にかかる費用を抑えることが目的だったとみられる。(共同)