燃費不正問題が直撃、三菱自の2チームが都市対抗野球の予選出場辞退
三菱自動車の燃費データ不正問題で、国交省への報告を終え記者会見をひらく相川哲郎社長(左)=4月26日、東京都内の国交省(早坂洋祐撮影)
三菱自動車による燃費データの改竄(かいざん)問題を受け、社会人野球の三菱自動車岡崎、三菱自動車倉敷オーシャンズが、今月行われる都市対抗野球大会の予選を出場辞退することが10日、関係者への取材で分かった。
三菱自動車広報部は「休部、廃部は考えていない。当面は関係者の対応や業務を優先することになる」とコメントした。
愛知県に拠点を置く三菱自動車岡崎は2001年の都市対抗大会で準優勝の実績があり、プロ野球のオリックスなどで活躍した谷佳知らを輩出した。岡山県で活動する三菱自動車倉敷オーシャンズは03年にクラブチームとなり、ことし1月に再び会社登録した。
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