タニタ、タニタ食堂と熱中症対策フェアなど展開 食と製品を掛け合わせ相乗効果
タニタ(東京都板橋区)は、子会社のタニタ食堂(同)と共同で、食と病気予防とを強く関係付けながら製品を売り込む活動に乗り出した。
第1弾として、丸の内タニタ食堂(同千代田区)限定で熱中症対策フェアを実施。特別な料理メニューを提供するとともに、店頭で関連する新商品の販売を開始。今後、随時キャンペーンを展開していく。
対象となるのは熱中症対策機器の新商品「TC-200」。気温、湿度、直射日光や地面からの照り返しによる熱を計測して、熱中症発症の注意レベルを5段階で知らせる仕組みだ。
同対策機器の市場には2014年に参入したが、「計測した数値を示されても分かりにくい」という声が一般消費者から多く寄せられた。この点を踏まえ、注意レベルをイラストとブザー音で知らせる仕組みを導入した新商品を投入した。
外出時に腰にぶら下げたり、ベビーカーやペットのリードに付けるほか、室内でつり下げるなどして使う。家電量販店やドラッグストアなどで、年間2万5000台の販売を計画している。
新製品投入に合わせて丸の内タニタ食堂が熱中症対策フェアを提案、6月末までの期間限定でスタートした。週替わりで定食を提供。疲労回復効果のあるビタミンB1、抗酸化作用のあるビタミンCの含有量を通常メニューよりも多くした。
水分を補給できるフルーツを付けて価格は1100円で、連日80食がほぼ完売している。TC-200も展示即売し、利用方法などの質問に対して店舗スタッフが回答。購入者には熱中症の説明、応急処置、防ぐための水分・食事の取り方などの具体的方法を記載したオリジナル冊子を贈呈している。
丸の内タニタ食堂を利用する人は、40~60代の健康に関心の高い女性が60%以上を占め、実際に商品を手に取って購入するケースも顕在化している。
タニタ食堂の商品開発・健康プロジェクトに携わる甲坂絢佳さんは「食事と機器を掛け合わせた企画は、人々の関心が高く相乗効果が高い。今後も積極的に展開していきたい」と話している。
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