ソニー株主総会、平井社長が来期の営業益5千億円に意欲
ソニーは17日、都内で株主総会を開き、会社側が提案した取締役選任議案などを可決した。平井一夫社長は、来期(2018年3月期)に営業利益5千億円以上、株主資本利益率(ROE)10%以上を達成する目標を堅持。「感動をもたらし、好奇心を刺激する会社であり続けるのに変わりはない。さらなる挑戦を続ける」と宣言した。
ソニーの16年3月期連結決算は、営業利益が前期比約4倍の2942億円を計上。しかし熊本地震で、デジタルカメラや監視カメラ向けの画像センサーなどを手掛ける熊本テクノロジーセンター(熊本県菊陽町)が被災・停止した影響で、今期(17年3月期)は連結売上高が前期比3・8%減の7兆8千億円を予想。営業利益は2・0%増の3千億円にとどまる見通しだ。
28年3月期は、スマートフォンやデバイス(電子部品)の分野が営業赤字となり、会場からは「業績への貢献度が低いのならあえて切って、違う成長分野に投資すべきでないか」との質問も出た。
これに対し、吉田憲一郎副社長はスマホについて「規模を追わずに、高付加価値商品に注力する」と回答。平井社長も「IoT(モノのインターネット)が進む中、センサー技術は重視されていく。デバイスは将来的に成長が見込める」と述べた。
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