株主総会のお土産、続々廃止 不公平解消も出席者が激減
三菱UFJフィナンシャル・グループの株主総会=29日午前、東京都千代田区
株主総会で出席株主に配布される「お土産」を廃止する企業が増えている。今年も、新日鉄住金や明治ホールディングスなどが新たに取りやめた。廃止した企業の多くは「出席できる株主とそうでない株主との間に不公平感が生じる」と説明するが-。
三菱UFJ信託銀行が6月に株主総会を開く企業の招集通知を調べたところ、「お土産の配布は予定していない」との趣旨を記載した企業の数は195社に達し、昨年6月の114社から81社(71%)増えた。
お土産を廃止すると、出席株主数は一般的に半分程度に減るとされる。17日に株主総会を開いたセガサミーホールディングスの場合、出席株主数は288人で、昨年の1973人から85%も減少した。三菱UFJ信託銀行の中川雅博会社法務コンサルティング室長は「出席株主数が多くなっている企業が追随する可能性はある」としている。
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