ハウステンボス、浦安にも「変なホテル」 来年3月開業、ディズニー客狙う

 
「変なホテル」のフロントでは、ヒト型と恐竜型のロボットが客を出迎える(ハウステンボス提供)

 エイチ・アイ・エス子会社のハウステンボス(長崎県佐世保市)は4日、ロボットが接客するホテル「変なホテル」を来年3月に千葉県浦安市に開くと発表した。1号店を昨年7月から園内で営業しており、ノウハウを生かして全国展開を開始。低コストとエンターテインメント性を武器に海外展開も目指す。

 2号店はJR舞浜駅近くに全100室で開業し、東京ディズニーリゾートを訪れる家族客をメーンに狙う。宿泊料は1室1万5000円前後の予定。開業時はフロントに受付用ロボット2台を置き、順次増やしていく。

 1号店(144室)には荷物預かりや清掃などを行う16種182台のロボットを導入。開業当初30人置いた従業員は10人まで削減した。ハウステンボスの沢田秀雄社長は「既存ホテルを改良するフランチャイズ化も進めたい」と発表会見で述べた。