京都府北部に北陸新幹線…なぜそれほど必要なのか? 舞鶴市長インタビュー (1/5ページ)

2016.6.26 07:20

北陸新幹線=富山県富山市

北陸新幹線=富山県富山市【拡大】

  • 「舞鶴に駅を作り、この街の衰退を防ぎたい」と話す多々見良三市長

 北陸新幹線の敦賀(福井県)-大阪間の延伸ルートを巡る動きが活発化している。与党検討委員会が今年4月の中間報告で、敦賀-京都間について「京都府北部経由ルート」「小浜・京都ルート」「米原ルート」の3案に絞り込み、国交省に建設費や経済効果などの試算を秋までに終えるよう求めた。年内には最終案を決める方針だ。京都府北部ルートの実現を求める京都府舞鶴市の多々見良三市長(65)は産経新聞の単独インタビューに応じ、「できることはすべてやる」と強い決意を示した。(原田純一)

 --多々見市長は「府北部ルート誘致促進同盟会」の会長として、中央での要望活動を積極的に推進している。最近では山陰新幹線との協力も進んでいるようだ

 多々見 6月8日に「山陰縦貫・超高速鉄道整備推進市町村会議」の深澤義彦・鳥取市長とともに、要望決議を「山陰新幹線を実現する国会議員の会」会長の石破茂・地方創生相に手渡してきた。石破さんも「日本海側に新幹線がないのはおかしい。今がチャンス」として、山陰新幹線につながる府北部ルートへの応援を約束してくれた。

 --いわゆる「日本海側国土軸」の形成が目的だと思うが、なぜそれほど必要なのか?

日本海側の機能を強化することが急務といわれている。また…

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