富士通、MS「オフィス365」をグループ導入 16万人のネット基盤構築

 
記者会見後に握手する富士通の阪井洋之執行役常務(左)と日本マイクロソフトの平野拓也社長=1日、東京都港区

 富士通と日本マイクロソフトは1日、米マイクロソフトの企業向けコミュニケーションツール「オフィス365」を富士通のグループ全社に導入し、自社クラウドサービスとの連携を図るとともに社内ネットワークとして本格活用すると発表した。利用者数は16万人に上り、オフィス365のネットワーク基盤としてはアジアで最大、世界でも最大規模となる。

 富士通はオフィス365の利用環境で、部署やプロジェクト、ワークショップなどの単位で電子メールや本人認証、文書管理、コンテンツ配信などの情報共有化を推進。クラウドサービスとの連携により、利用者全員が同時にソフトウエアや最新機能の更新を受けることができる。2017年3月をめどに国内2万人、19年3月までにグループ全社に導入する。両社はまた、富士通の自社利用を通じて蓄積したオフィス365の活用ノウハウをもとに企業の「ワークスタイル変革」に役立つコミュニケーション基盤の販売で協力していく方針。クラウドサービスと連携したコミュニケーション環境の導入により、コスト削減や従業員の生産性向上を支援する。

 富士通の「デジタルトランスフォーメンションセンター」(東京都港区)と日本マイクロソフトの「テクノロジーセンター」(同)が連携し、最新技術や事例などを通じて企業の問題解決を提案していく。富士通は18年度に関連売上高500億円を目指す。