NHK会長、「ワンセグも受信料徴収」改めて主張 総務省の聞き取り実施に「期待している」
NHKの籾井勝人会長(志和浩司撮影)
NHKの籾井勝人会長は8日の定例会見で、ワンセグ機能付き携帯電話を持っているだけでは受信契約の締結義務がないとしたさいたま地裁判決について、「控訴した通り、ワンセグについても受信料の徴収を主張していきたい」との考えを改めて示した。NHKは2日、判決を不服として控訴している。
総務省が受信契約の実態について聞き取りを実施する方針を示していることについて、籾井会長は「正式にはまだ何も聞いていないが、われわれの解釈をサポートしてくれるのではないか、と期待している」と説明。ワンセグのみで受信契約を結んでいる件数については、契約上、通常のテレビ所有者と区別していないとして、「分からない」「調べようがない」と述べた。
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