JR貨物、上期コンテナ1.1%減

 

 JR貨物は12日、今年4~9月のコンテナ輸送実績が前年同期比1.1%減の1万572トンだったと発表した。貨物全体では0.3%減の1万4481トン。4月の熊本地震や8~9月の台風被害が大きく響いて同期間に貨物列車981本が運休し、収入を約14億円押し下げた。減収額のうち、台風10号が襲った北海道での石北線(今月1日復旧)と根室線の寸断による影響分は約6億円。根室線の復旧見通しは立っておらず、不通が11月末まで続けば減収額はさらに4億円膨らむ見通し。