石連会長、原油価格は「年末に向けて60ドル」と値上がり期待

 

 石油連盟の木村康会長(JXホールディングス会長)は20日の定例会見で、ドバイ産原油価格の今後の見通しについて「産油国は年末に向けて60ドルくらいを目指していると思う」との見方を示した。

 足元では先月の石油輸出国機構(OPEC)臨時総会での減産合意やロシアの生産調整協力の表明が好材料となり、上昇基調が続いている。木村会長は来月30日に開かれるOPEC総会についても、「OPEC加盟国の結束力や非OPEC産油国との協調を注目している」と期待感を示した。

 出光興産と昭和シェル石油の合併時期が延期されたことについては「コメントする立場にない」と明言を避けたが、「石油需要が減少する中、合理的な供給体制を作ることは絶対必要」と改めて強調した。