サントリーが恒例の「酉年ウイスキー」公開 縁起物で毎年人気

 
来年の干支、とりをかたどった陶製ボトル入りウイスキー=21日午前、大阪府島本町のサントリースピリッツ山崎蒸溜所

 サントリースピリッツは21日、山崎蒸溜所(大阪府島本町)で来年の干支のとりをかたどった陶製ボトル入りウイスキーの製造ラインを公開した。干支ボトルのウイスキーは毎年恒例で、年末年始の縁起物として好評だ。11月8日に発売する。

 ボトルは岐阜県の美濃焼の陶器を使った。ふっくらした紅白の鶏に松竹梅をデザイン。百貨店や量販店から注文を受け、生産が本格化している。

 干支ボトルは1982年に初登場し、ウイスキーのコレクターや外国人観光客から人気だ。

 「サントリーウイスキーローヤル〈酉歳〉ボトル」は、600ミリリットル入りで、価格は9504円。