ソフトバンク孫社長、10兆円ファンドで「前に進む」と意気込む 9月中間は最終益8割増
ソフトバンクグループの中間決算説明会での孫正義社長=7日、東京都中央区(伴龍二撮影)
ソフトバンクグループの孫正義社長は7日、決算の記者会見で、設立を決めた10兆円規模のファンド(基金)について「大きな事業チャンスで前に進むためだ」と説明し、人工知能(AI)など先端技術の中心となる分野で大型買収をする意向を示した。
今後、ソフトバンクが実施する数百億円以上の大型投資はファンドを経由する方針も明らかにした。孫社長は「コンピューターが人間の知的能力を超える時代が必ず到来する」と強調した。AIなどで企業連合を形成する考えだ。
ファンドにはソフトバンクが今後5年間で250億ドル(約2兆6千億円)を拠出するほか、サウジアラビアの政府系ファンドも最大450億ドルの出資を検討している。
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ソフトバンクグループが7日発表した9月中間連結決算は、売上高が前年同期比0.2%減の4兆2718億円だったが、最終利益は79.6%増の7662億円と大きく伸びた。アリババやスーパーセルなど海外企業の保有株売却益が寄与した。通期業績予想は今回も公表しなかった。
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