JX、通期予想を下方修正 市況低迷で最終益を250億円減額

 

 JXホールディングス(HD)は8日、通期(平成29年3月期)の連結最終損益見通しを1000億円の黒字(前期は2785億円の赤字)に下方修正した。従来は1250億円の黒字を予想していたが、石油製品市況が低迷しているほか、銅価格の下落や円高を考慮し、250億円減額した。

 同日発表した28年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比19.4%減の3兆6697億円、営業損益が474億円(前年同期は454億円の赤字)、最終損益は253億円(同449億円の赤字)で黒字転換した。前年同期は原油価格の下落で1187億円の在庫評価損を計上していたが、今期は87億円の評価益に転じた。

 大田勝幸取締役は、来年4月を予定する東燃ゼネラル石油との経営統合に向けて、「(公正取引委員会の審査は)順調に進んでいると思う」と述べ、計画通り12月21日に臨時株主総会を開く考えを示した。