大賞の三菱電機「悲願果たせた」 第55回ビジネス広告大賞授賞式
大賞を受賞し、須藤春夫審査委員長(左)から盾を贈られる三菱電機の萩原稔常務執行役=25日、東京・大手町
優れた新聞広告を表彰する「第55回ビジネス広告大賞」(主催・フジサンケイビジネスアイ)の授賞式が25日、東京・大手町のサンケイプラザで開かれた。初の大賞を受賞した三菱電機の萩原稔常務執行役をはじめ、受賞者に記念の盾と副賞が贈られた。
三菱電機の広告は、耳の不自由な母と子、居酒屋を訪れた訪日外国人と店主が、それぞれタブレット端末上で対話する技術を分かりやすく表現した。萩原常務執行役は「健常者と障害者、外国人と日本人との会話の壁を技術で乗り越えようと研究してきた。音声を多言語でタブレット端末に表示する技術を、心温まる形で表現した。毎年参加してきたが、今回大賞を初受賞し悲願を果たせた」と喜びを語った。
審査委員長を務めた法政大の須藤春夫名誉教授は「『さぁ、指先でしゃべろう。』というコピーは、日常的に誰でもコミュニケーションを楽しもうという表現で、多様性に富む社会にマッチしている」と講評した。
審査は、昨年10月から今年9月にかけてフジサンケイビジネスアイなどに掲載された広告が対象で、7部門計115点のうち、大賞を含む31点が選ばれた。
関連記事