ハウステンボスが減収減益に HIS支援後で初、熊本地震が響く
業績と今後の展開について発表するハウステンボスの沢田秀雄社長=28日、長崎県佐世保市(高瀬真由子撮影)
長崎県佐世保市の大型リゾート施設、ハウステンボスが28日発表した2016年9月期決算(単体)の売上高は前期比3.8%減の286億円、経常利益は29.3%減の65億円となり、10年に旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)が経営支援を始めて以降、初の減収減益となった。4月の熊本地震や、台風の接近が相次いだことが響いた。
入場者数は、熊本地震後の5月に前年同月比で約3割減少。4月や6月も前年実績から大幅に落ち込み、15年10月~16年9月では前期比6.9%減の289万4千人だった。外国人客数も前期比8割程度にとどまった。
ハウステンボス社長で親会社のHISの会長兼社長を務める沢田秀雄氏は記者会見で、今年4月の電力小売り全面自由化に伴い始めた事業を拡大するほか、ロボット開発を担う新会社を設立する方針を示し、「HISと共同で新たな事業モデルを構築する」と述べた。
17年9月期は、入場者数を341万人と想定。売上高は328億円、営業利益は100億円と増収増益を見込んでいる。
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