経団連会長、来年春闘でのベア実施は「各社の判断」

 

 経団連の榊原定征会長は5日の記者会見で、2017年の春闘について「ベースアップ(ベア)は選択肢の一つで、各社の判断になる」と述べた。その上で「賃上げは年収ベースが基本」とし、ボーナスや手当を含めて総合的に考える必要があるとの見解を示した。

 賃金水準を底上げするベアは将来にわたる人件費上昇の要因となる。榊原氏は、収益が上がって支払い余力がある企業はベアに応じるべきだとした。

 経団連はこの日、「会長・副会長会議」を開き、17年の春闘方針を議論。4年連続の賃上げを会員企業に求めることで一致した。ベアにこだわらない方針も確認した。