「世間の認識とずれていた」「ライターの責任ではすまない」…まとめサイト問題でDeNA首脳陣が謝罪会見
ディー・エヌ・エー(DeNA)の情報まとめサイト(キュレーション)事業をめぐる問題で、7日に都内で開かれた守安功社長らの謝罪会見は、問題の原因や社長の進退など3時間余りに及んだ。守安社長、南場智子会長、経営企画本部長の小林賢治執行役員と報道陣の主なやり取りは以下の通り。
【問題の原因】
--医療情報サイト「WELQ(ウェルク)」から問題が発覚したが、社長の認識は
守安社長「医療情報の正確性が担保されないのは問題で監修をつけるべきだということで監修者を探していたが、私の認識としては、記事が公開されている段階で、修正して監修していくということをやっていけばいいのではと考えていた。しかし、その認識が世間の認識とズレがあった。監修が入ってないなら、一度取り下げて再度アップすべきというのが世間の反響だった。私の認識の甘さがあったと反省している」
【社長の進退】
--社長自身が先頭に立って対応するということだ、続投ということか
守安社長「非常に大きな問題を引き起こしたが、この問題を世間の皆様に認められる形で、新たなDeNAをつくるのが私の責務だと思っているので、続けて
いきたいと考える」
【医療情報サイトの運営】
--家族の闘病で社長を退任した南場会長は、ウェルクのずさんな運営をどう思うか
南場会長「ウェルクの情報は認識していなかった。基本的には、家族の闘病が始まったときから、ネットの情報を徹底的に調べると、ガンに効くきのことかそういう話が出てきて、2011年ごろにはネットの情報が役に立たないとか、信頼できないと思っていて、基本的には医学論文と専門家からのレクチャーを受けてきた。ただ、毎日(家族と)同じ病気の患者のブログはチェックしてきた。それで、この件を知ったのも報道されてからだが、医療情報をいつから扱うようになったのかとがくぜんとした。経営者として不覚だったと反省しています」
【記事の無断転用】
--会社として著作権法違反の認識はあるか
守安社長「(サイトの記事の)ライターにすべての責任があるというスタンスはわれわれとして真摯ではないと考えている。会社として権利者と相談させていただくが、著作権関連についても、われわれは、会社として関与せずにライターがやったという認識ではない。著作権法的にどうなるかは、判断が難しいところだが、個別事案単位で相談させていただく。このタイミングでは、会社として法的に責任があるかはまだわからないという認識だ」
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