ジャパンディスプレイ、ソニー・パナ系の有機EL統合会社を傘下に 革新機構も支援
液晶パネル大手のジャパンディスプレイ(JDI)が、ソニーとパナソニックの有機ELパネル事業を統合したJOLED(ジェイオーレッド)を子会社化する方針であることが13日、分かった。筆頭株主で75%を出資する官民ファンドの産業革新機構から、35%超の持ち分を取得。出資比率を、現在の15%から50%超に高める。
今後は、スマートフォンや車載機向けの液晶と、テレビ向けなど中大型の有機ELを両輪に事業拡大を図り、韓国や中国のメーカーに対抗する。
JDIによる子会社化で革新機構のJOLEDへの出資比率は40%弱に下がる。子会社化に合わせて、革新機構は一時的に資金繰りが悪化しているJDIに対し、劣後債などで750億円の資金支援を行う方向で検討している。これにより信用力を高めるほか、需要動向に合わせて必要な投資を柔軟に行えるようにする。
JOLEDは平成27年1月に設立された。現在は革新機構とJDIのほか、ソニーとパナソニックが5%ずつ株式を保有している。従業員は約260人で、石川県川北町と神奈川県厚木市、京都市に技術開発センターがある。
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