日立、21年度 医療・EV向け部品強化 中国売上高1.5兆円目指す

 
北京で記者会見する日立製作所の東原敏昭社長=14日(共同)

 日立製作所の東原敏昭社長は14日、北京市内で記者会見し、2015年度に約1兆500億円だった中国での売上高を、21年度に1兆5000億円まで引き上げる目標を明らかにした。

 中国政府が進める構造改革に沿って、医療関連や電気自動車(EV)向け部品などの販売を強化する。

 東原社長は会見で、中国経済について「生産能力を拡大する設備投資中心から、高効率や省エネ化など新たな価値を生み出す経済に大きく転換してきている」と指摘。そのうえで、最新のITシステムを活用した病院運営の高度化や、政府が環境問題を改善のために普及を促すEVなど次世代自動車関連事業に注力すると語った。

 日立にとって、中国は既に海外で最も売り上げの大きい市場となっている。日立には年に1度、海外で取締役会を開く慣例があり、14日は北京で取締役会を開催した。(北京 共同)