全日空株主総会には、3千人を超える株主が出席した=21日午前、東京都港区高輪のグランドプリンスホテル新高輪【拡大】
(2)「1000円の株が200円に」「573億円の赤字驚き」厳しい質問続々に戻る
《株主からの質問が続く》
株主「汐留のカウンターで航空券を買うのに30分かかった。人員の配置などについてどう考えているのか」
営業担当役員「昨年、ANAは厳しい経営環境の中で1000億円のコスト削減を行った。その中で支店の削減、カウンターの閉鎖も行った。背景にはインターネットの利用が増えカウンターのお客さまが減っている。汐留は残っているが、整理番号を発行するなど工夫している。配置人員はこれから対応を考えたい。今後とも利便性の向上について改善に努めていく」
株主「国交省が成長戦略の中で関西国際空港の民営化に触れている。どういう影響があるのか」
企画担当役員「関西国際空港の民営化については、関西3空港をトータルとしてどうなるかに着目している。とくに関空の位置付けは重い。今後民営化の議論などが重要になる。一方、どういう形であれ、需要がある限りネットワークは充実させていきたい。ただ、航空会社に過度な負担がかからないよう(国に)お願いしている。着陸料や空港使用料は負担になる。航空会社の負担軽減が国際競争力の向上のためには必要になるので、今後もお願いしていく」