全日空株主総会には、3千人を超える株主が出席した=21日午前、東京都港区高輪のグランドプリンスホテル新高輪【拡大】
株主「経費削減の中で外注も増える。本体以外のグループの人間のモチベーションをどう考えているのか」
伊東社長「グループに視点を置いて、経営を進めている。航空機を飛ばすにおいて、ありとあらゆる専門的な職種がある。グループ会社の力が合わさって飛行機が飛ぶ。グループ3万3000人が働きがいを持って働くべく、組織運営で良いものにしていく。壇上の役員もそうした視点を持って経営を進めている。グループ全体の発展を進めていくのが私の仕事だ」
株主「過去最悪の最終赤字について、経営陣はどう責任を考えているのか」
伊東社長「経営陣は、10年3月期は、かつてない赤字ということで責任を痛感している。無敗で株主にも迷惑をかけた。責任を取って辞めるのも方策だが、11年3月期に、何としても黒字化を達成する計画を実行している。復配を実現するのが今期の大きな経営目標。これを実現するのが経営者の責任であると思う。今年度、従業の協力も得て、痛みを伴うようなお願い、会社の生産性をあげる努力、組織を見直し、全グループの従業員が黒字化に向かって努力している」
「従業員一丸の努力に感謝している。『働きがいがないのでは』との発言もあったが、従業員一丸で乗り切り、成長のチャンスでもある。成長の軌道に乗せ、アジアを代表する航空会社になる目標をかかげてがんばっている。意見は肝に銘じ、激励と受け止める」
《伊東社長の発言に会場から拍手がわき起こる》