【クルマ人】エコでファンな小型HV 「きしめん巻きで軽量化」 トヨタの小木曽氏 (3/3ページ)

2011.12.29 07:00

 --169万円からという価格は、フィットHVより10万円高いが

 「コンパクトカーを選ぶ人が買いやすい価格帯として、競合他社の同クラスの車の価格などを考慮して決めた。169万円のエントリーグレード『L』は、後部座席の窓を手回し式にしたり、タイヤを上級グレードより小さい14インチにするなど、装備にメリハリを付けている」

 --開発で苦労した点は 「HVは部品が増えるので小型車の車体に収めるのは難しい。もともと小型車は燃費が良く、さらにメリットを出すのにくろうした。、2モーターのHVシステムなどを軽量化し、1350キロのプリウスより270キロ軽い1080キロにすることで解決した」

 --軽量化の方法は

 「HVシステムのモーターに巻いてある銅線を糸状ではなく、きしめんのように平たい形状にすることで効率化を図り、銅線の量を減らした。さらに、ニッケル水素電池の容量をプリウスの3分の2に減らすなどして、2モーターのHVシステムを1モーターのHVシステムとほぼ同じ重さに軽量化した」

 --電池を減らした影響は

 「車体重量を2割減らしたので、電池のみで走るEV走行モードで、プリウスとほぼ同等の約2キロの走行が可能だ」

 --軽量化した今回のHVシステムは、ほかの車種に採用していくのか

 「すでに欧州で販売しているヤリス(日本名ヴィッツ)のブランドを生かすため、ヤリスHVとしてフランスで生産して販売する車に搭載する。5ナンバークラスの車に乗せられるように開発したので、ほかの車に採用するのは容易だ」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。