窓口販売に力を入れる大手行。一時払い終身保険が好調だったが…【拡大】
収入倍増の牽引役
一時払い終身保険の銀行窓販は、生保にも大きな利点がある。営業職員が売る死亡保障型の生保商品は主に20~30年の長期契約が基本なのに対し、銀行窓販向け終身保険は数百万円単位の保険料が一括で支払われるため、「短期間で大幅な保険料収入の増加が見込める」(大手生保)。実際、11年4~12月期決算では売上高にあたる保険料等収入で、明治安田生命保険が日本生命保険を抜いて首位に立ったのも、一時払い終身保険を中心とした銀行窓販による収入が前年同期に比べて倍増したことが主因だ。
銀行側にとっても、「これまでの『売って終わり』の商品ではなく、資産のある顧客と長期間付き合うきっかけにもなり、今後の手数料収入の柱ともなり得る」と、今後の販売拡大に期待を寄せていた。
しかし、ここにきて、あまりの売れ行きに生保側が警戒感を強めるなど状況が大きく変わってきた。
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