エリアフリー化で世界に日本発信を ネットがつくるラジオ新時代(下) (4/4ページ)

2012.4.15 14:00

左上は「radiko.jp」のHP。「キャララジオ」で検索するとこのようにアキバ系アニメのコンテンツが無数に出てくる。そのほか、「名探偵コナン」のラジオ番組(右上)まで存在する(明治大学・小池保夫ゼミ有志学生記者提供)

左上は「radiko.jp」のHP。「キャララジオ」で検索するとこのようにアキバ系アニメのコンテンツが無数に出てくる。そのほか、「名探偵コナン」のラジオ番組(右上)まで存在する(明治大学・小池保夫ゼミ有志学生記者提供)【拡大】

  • radiko.jp配信エリア(※ただし、ラジオNIKKEIと放送大学のラジオ放送は、全47都道府県各地へ配信中)=2012年4月2日現在
  • 増加し続けるradikoのリスナー=2012年4月2日(「radiko.jp」のHPより)

 ■「今」を伝える武器に

 最近、日本のテレビ局、新聞社は若者のテレビ離れ、新聞離れなどの影響で、収入が大きく落ち込んでいるが、ネットラジオで「日本」を発信してはどうだろうか。今、世界は日本の現状を知りたがっている。連日のように震災からの復興や原発事故のニュースが取り上げられている。漫画・アニメなどの「オタク文化」に興味を持つ人も多い。日本のラジオを世界に向けて発信できる“武器”にしてもらいたい。(明治大学 小池保夫ゼミ有志学生記者 渡部慎也)

【ゼミ担当教員から】

 大震災をきっかけに、ラジオの役割が見直されました。ネットラジオは、受け手には小電力で、場所を問わずに聞ける手軽さが受け、送り手側では簡単な装置でキメ細かな情報伝達の可能性が評価されました。

 被災地ではたくさんの震災ラジオ局が開局しました。技術の発達により、電波を使わないラジオも登場しました。90年近い歴史を持つ日本のラジオ放送の「いま」と「未来」を考えました。 (明治大学政治経済学部教授 小池保夫)

明治大学 小池ゼミ有志学生記者

取材・文:加賀奈々恵、白川貴大、伊達凛太郎、浜口小百合、増山美佳、山口真人、渡部慎也