23日に開幕した北京モーターショーで、中国で現地生産するハイブリッドエンジンを搭載する「双●(=敬の下に手)」を披露するトヨタ自動車の豊田章夫社長(右から3人目)ら。宣伝には鉄腕アトムも動員した(川越一撮影)【拡大】
昨年の新車販売が124万台と中国販売が好調な日産は、世界戦略中型セダン「シルフィ」を初公開。ゴーン社長は「(合弁の)東風日産にもEV技術を供与し、エコカー需要の取り込む」と強調した。
中国政府は、2020年までにEVなどのエコカーについて累計500万台の普及を目指す方針を先週に公表しており、日本勢には「強い追い風」(業界関係者)になる可能性が高い。
これに加えて戦略車となるのが、現地合弁との自主ブランド車だ。
トヨタが「Dear」、日産が「ヴェヌーシア」ブランドのEVコンセプト車、ホンダも第2の中国専用ブランド「思銘」の小型車を初披露した。
日本メーカーはこれまで、世界販売している車種を中国向けに手直ししてきたが、中国市場の成長とともに「日本的な戦略は通用しなくなってきた」(ホンダの伊東社長)。中国人の嗜好(しこう)を取り入れ、現地開発した自主ブランド車を手ごろな価格で販売して「内陸部の初めて乗用車を購入する人のエントリー車」(日産のゴーン社長)として顧客層の拡大に挑む。
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