ホンダの5ナンバーサイズのミニバン「ステップワゴン」と開発責任者の堀川克己さん【拡大】
--CVTの特徴は
「走りと燃費を高次元で両立させ、シフトレンジをワイドにする設定で燃費性能を上げている。搭載の第1弾が軽自動車『N BOX』で、ステップワゴンへの搭載は第2弾となる」」
--デザイン面での改良は
「デザインが変わったことを買い替えたお客さまに感じていただけるよう、エクステリアを変更した。特にエスパーダは、より上質な存在感を感じてもらえるようにするため、メッキの使い方やフロントとリアのヘッドライトを作り替えて“鋭い眼光”にした。色のバリエーションは、家族車なのでビビッドというよりは落ち着いた色合いにした」
--5ナンバーサイズのミニバンは「ステップワゴン」が先鞭をつけたがセレナやトヨタ自動車の「ヴォクシー」が売れている
「少し悔しい思いをしているが、ステップワゴンは後発のセレナやヴォクシーと比較して燃費の面で不利な立場にあり、燃費を改良するのが一番の課題だった。5ナンバーのミニバンはほぼ完成形になったといえるが、視界や取り回し、歩き回れる室内空間など『毎日子育てをしている家族のための改良』をやり尽くした」