スマートフォン業界では、画面の大型化が進み、アップルの動向に注目が集まっており、ある意味、予想する声もあったが、それでもサムスンにとっての衝撃は大きいようだ。
すでに3社は4インチディスプレーの試作品を製造し、アップルから発注があれば6月にも本格生産に着手できるという。そうなれば、8月には次世代アイフォーンの完成品の組み立てが始められることから、次世代のアイフォーンは、10月には発売されるとの見通しが強まっている。
アイフォーンの画面の大型化について、ロイター通信は「消費者は機能だけでなく、美学やデザインも重視する。画面の大型化は消費者に驚きをもたらし、旧機種から新機種への買い替え需要をもたらす」とのアナリストの声を紹介している。
「騒ぎ過ぎ」指摘も
今回の一連の報道に対し、アップルからはコメントは出ていないが、サムスンの関係者は、DRAMの納入については、アップルから従来通りの注文を受けていると述べ、影響はないとの見方を示している。
実際、エルピーダの実情に詳しい複数の関係者は、ロイター通信に対し、サムスン株をめぐる動きは騒ぎ過ぎだと指摘。「エルピーダはすでに生産するDRAMの半分以上をアップルに納入しているが、量的には少量に過ぎない」としている。