ガイドウエーはリニアの車両が走る軌道のことで、断面が凹字状のレールの底部と両側面にコイルを取り付ける。この磁石の力で車両が浮き、そして前後に走行する仕組みだ。
秋山トンネルの東側には長さ113メートルの「大ノ入川橋梁」が架かる。橋梁(きょうりょう)にかぶせられたコンクリート製で半円形の「明かりフード」は、走行時の騒音低減などの役目を担い、動物の侵入を防ぐ効果もあるという。
実験線では2011年秋まで走行車両を見学できたが、現在は延伸工事のため中断。11年3月にオープンしたJR東海の「リニア・鉄道館」(名古屋市港区)では、実験走行で時速581キロを記録した超電導リニア車両「MLX01-1」を展示しており、車内に入ることもできる。
館内の「超電導リニア展示室」では浮上の原理や開発の歴史を学べるほか、併設されたミニシアターで時速500キロの世界を体感できる。「未来を見て、理解してもらう」(金子利治館長)ことが狙いだ。入館料は大人1000円、小中高生500円など。