【ニッポン経済図鑑】JR東海 山梨リニア実験線 (3/3ページ)

2012.6.25 05:00

 リニア中央新幹線は14年度に着工、27年には東京-名古屋間が開通する計画で、この区間を40分で結ぶ。11年12月には環境影響評価(アセスメント)がスタートし、「進捗(しんちょく)状況は非常にいい」(JR東海の担当者)。1時間7分で結ぶ東京-大阪間の開通は、45年の予定だ。

 山梨の実験線では13年末までに走行試験を再開。開発中の最新車両「L0(エルゼロ)系」が最長12編成で本番さながらに駆け抜け、営業運転に向けた最終テストが繰り返される。(中村智隆)

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【用語解説】山梨リニア実験線

 山梨県都留市を基点にした18.4キロの先行区間が1997年に完成。2008年に24.4キロの延伸工事にJR東海や鉄道・運輸機構などが着手した。リニア構想が動き出したのは1962年で旧国鉄の鉄道技術研究所(現鉄道総合技術研究所)が72年に磁気浮上走行に初成功。2003年には鉄道で世界最速の時速581キロをマークした。東海道新幹線の経年劣化対策や災害時の代替路線としての重要性が認められ、11年5月に国土交通相がリニア中央新幹線の整備計画を決定。建設費はJR東海が全額を負担する。

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