大坪社長「まずは今期、V字回復をなんとしても成し遂げます。そして2018年の創業100周年に向け、エレクトロニクスナンバーワンの『環境革新企業』を目指します。今年1月からは電工、三洋を含む新体制になりました。そして新しいマネジメントスタッフにバトンタッチすることも決めました。なにとぞ期待していただきたい」
《次の質問も業績悪化に対する厳しい指摘だった》
男性株主「最近のパナソニックは、かつての松下電器産業と似ても似つかわしくない企業になった。尼崎の工場には1兆円を投資したという報道がありました。コスト意識がない。名前が変わるとこうも変わるのですか。創業者は経営の神様にも関わらず、この社名の金看板を降ろしたのが間違いではないか。このままではお隣の国の会社の子会社になってしまうのでは。また、テレビは度を超した価格破壊が起きています。経営者は我流ではなく、創業者の経営理念に沿った経営をお願いします」
吉田守常務役員「2006年当時に尼崎工場の投資決断をしました。需要を判断しながら妥当な判断をし、議論を通じて投資の決済をしました。しかし08年のリーマン・ショック、為替などの環境変化、液晶の技術進化が起きてプラズマが弱体化しました。尼崎の投資は5千億円です。11年度については大きな構造改革の判断をしました。映像事業は4年連続の赤字でおわび申し上げます。構造改革で今期の黒字転換を図っていきたい。改革を通じて1300億円の収支改善できますので、なんとしても12年度に黒字転換したい。13年度以降の新たな成長に向けテレビ事業を再建していきたい」