《開会から約1時間が経過、書面による事前質問への回答が続く。経理に関して廣江譲常務が説明に立った》
廣江常務「平成23年度の有利子負債残高は3兆8649億円、支払い利息は513億円。使用済み核燃料は資産として計上していますが、処理方法によって価値が左右されるものです」
《原子力発電所を廃止した場合の財務的影響についての質問も》
「原子力発電所設備の帳簿価格は3666億円、解体費総見積もり額は5278億円となっています。原子力発電は引き続き重要と考えており、現時点で廃止する予定はございません。仮に廃止すると、これら帳簿価格や引当金が一時的に費用として発生する可能性があります」
《答弁に会場から拍手が起きた。続いて原発関連の質問について答えるため、豊松秀己副社長が登壇した》
豊松副社長「原子力に関する質問についてお答えいたします。東京電力福島第1原子力発電所の事故により、皆様に大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますことを、同じ原子力を扱う者として重く受け止めております。当社は二度と同じ事故を起こさない固い決意を持ち、緊急対策を直ちに実施してまいりました」
《福島事故について緊張した様子で話した後、大飯原発の安全性について言葉に力を込めた》