家電量販店の主な再編【拡大】
だが最大手のヤマダでも、家電販売だけに頼る収益構造は限界を迎えている。12年3月期の連結売上高は前期比14.8%減の1兆8354億円、営業利益は27.5%減の889億円と大幅な減収減益だった。
そのためヤマダはM&Aなどによって、成長の原動力を新市場に求める。中堅ハウスメーカー、エス・バイ・エルを買収し、太陽光発電などを備えた省エネ住宅の「スマートハウス」を提案。本社のある群馬県では、中国の富裕層を誘致しようと「医療ツーリズム」を、県内の温泉リゾートや医療施設と組んで今秋にも実施する。
ヤマダは、ネット通販への対応と、家電以外に業態を広げる成長戦略を同時に進め、来るべき家電量販の最終決戦に挑むつもりだ。(西村利也)