ジャーナリズム学生選手権 高度情報社会に生きる私たち(下:2-1)
学生有志で組織するジャーナリズム学生委員会とEXが共催し、今月(2012(平成24)年8月)9日に行われた「ジャーナリズム学生選手権2012」。「高度情報社会に生きる私たち」をテーマに広く学生から新聞記事を募り、コンペ方式で優秀作を競う大会で、3人の入選者によるプレゼンテーションやジャーナリストの田原総一朗さんらゲストによるパネルディスカッションが行われた。キャンパス新聞番外編の3回目では、ジャーナリズム学生委員会の代表、鬼頭慶多さんが、大会の様子をリポートする。
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プレゼンテーション 入選3作品総括
「伝えることの大切さとは何か。ジャーナリズムとは何か」
大会のテーマを問いかけるオープニングムービーの放映でジャーナリズム学生選手権は幕を開けた。ジャーナリズム学生委員会(JSC)の鬼頭代表があいさつで、「人々の中から東日本大震災の記憶が薄れている。時間がたてばたつほど、どんどん薄れていく。だからこそ僕たちにはジャーナリズムが必要なのではないか」などと、選手権を開く訳を語った。
続いて入選3作品の筆者によるプレゼンテーションが行われた。1人目は「意見発信しない『ROM専』たち~高度情報化社会の矛盾~」という記事を書いた上智大学の久原啓さん。