ソニー復活なるか、モバイル事業で反撃 強敵アップルとサムスンに挑戦 (2/2ページ)

2012.9.5 05:00

ソニーの新型タブレット端末「エクスペリアタブレットS」

ソニーの新型タブレット端末「エクスペリアタブレットS」【拡大】

 スマホとタブレットの基本ソフト(OS)は、米グーグルの「アンドロイド」を搭載。アンドロイド搭載のスマホなどをめぐり、アップルとサムスンが各国で訴訟合戦を繰り広げているが、鈴木執行役は「今のところ影響はなく、(ウィンドウズなど)他のOSも考えていない」と述べた。

 ソニーはスウェーデンの通信機器大手エリクソンと折半出資の携帯電話子会社「ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ」を01年に設立し、同事業を展開していた。

 だが、スマホで他の製品との連携を図る際、開発段階でエリクソンとの調整が必要となり、ライバルに後れを取ることが目立った。

 このため意思決定の迅速化を目指し、今年2月、エリクソンの保有株を10億5000万ユーロ(約1030億円)で買収し、完全子会社化した。

 スマホの13年3月期の販売計画については、8月2日の決算発表時に前期比51%増の3400万台と、従来計画を70万台上乗せしている。

 米調査会社のIDCによれば、11年のスマホの世界シェアはサムスンが19.1%、アップルが18.8%でトップを争う一方、ソニーは4%程度に過ぎない。スマホは今や家電の主役といえ、シェア拡大は喫緊の課題。テレビに依存していた経営体質からの脱却を急ぎ、ブランド力の復活を目指す。


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