チャデモ方式を採用ている日産「リーフ」【拡大】
規格統一などの重要なテーマについて、SAEではこれまで参加企業の全会一致を条件にしてきた。しかし、今回は「日産自動車や三菱自動車の反対を米国勢が中心になって押し切り、多数決でごり押しした」(日産幹部)。
SAEは民間団体のため「法的な拘束力はない」(チャデモ協議会関係者)というものの、発言力の大きさを生かしてチャデモを排除する動きを今後強める可能性は高い。
SAEの採用決定で「日本勢のEVに販売面でも打撃を与えられる」と米国勢がもくろんだとの指摘もある。米国では日産が「リーフ」を約1万5000台、三菱が「アイ・ミーブ」など約1700台のEVをそれぞれ販売済みで、米大手自動車メーカーは現状を黙視するわけにはいかない。
両社の勢いをそぐには、SAEの決定をごり押しすることで「チャデモは充電方式が違うので、コンボの実用化までEV購入を待つべきだ」というネガティブキャンペーンを張れると踏んだという見方だ。