チャデモ方式を採用ている日産「リーフ」【拡大】
日本勢もIECなどへの働きかけを怠ってはいない。9月下旬にはチャデモ協議会の関係者らがノルウェーとオランダ、ベルギー、フランスの4カ国を訪問。政府筋や電力会社、自動車メーカーなどにチャデモ方式の採用を呼びかけた。担当者によると、各国の反応は上々で「EVの導入が急速に進んでいるので、実績もあるチャデモ方式でインフラを早く整備したいという要望が相次いだ」という。
中国も独自開発 規格乱立に懸念
日本勢にとって最悪のシナリオは、米エネルギー省が今後進める設置事業の基準に「EV充電器はコンボ方式に準拠する必要がある」といった方針を掲げる事態になることだ。そうなると「チャデモは米国でコンボに太刀打ちできなくなる」(日本政府関係者)と警戒する。
EVの販売台数が伸び悩んでいるのも頭が痛い。日産のリーフは2010年末の発売から現在までの累計台数が4万台で、グループの仏ルノーと合わせて16年度までに150万台とする目標の実現が遠のきつつある。