MVNO契約者数(累計)【拡大】
「成長余地は大きい」
トヨタ自動車はKDDI回線で車両事故時に車の位置情報を発信するサービスを行うなど、各社とも本業と通信事業を絡めた複合サービスで契約数を伸ばしている。
MVNO事業者は自社で回線を持たないため設備投資負担は軽く、その分、安価なサービスが可能だ。こうした点も普及に拍車をかけ、今年6月末時点の契約数(利用者数)は522万件。この1年間の伸び率は38%と、MVNOを含む携帯電話・PHS全体の7%を大きく上回り、「成長余地は大きい」(総務省総合通信基盤局)。
ただ、急成長の裏で既存事業者との摩擦も起きている。回線への接続料をめぐり、4月に日本通信が「ドコモが不当な算定方法で接続料をつり上げている」としてドコモを東京地裁に提訴、係争中だ。