台湾では、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末などIT(情報技術)分野が急成長。台湾経済を支える“看板”だったが、ここにきてライバルの米アップルや韓国のサムスン電子に押されぎみな現状は否めない。
事実、アジアを代表する台湾のスマホメーカー、HTCがアップルなどとの競争激化が要因で、2012年7~9月期の最終利益を前年同期比79%減少させた。
IT企業が苦戦しているのに対し、ジャイアントグループの2011年の売上高は、邦貨換算で前年比約7・1%増の約1279億円。最終利益は同約3・2%増の約107億円の黒字と、着実に業績を伸ばしている。
台湾の企業関係者は「スマホやタブレットは市場にあふれ、消費者に飽きがきている。アップルなどを除いては、市場に活発な変化や伸びは期待できない」と分析。その上で「自転車は移動用から、スポーツ、レジャー用と革新的に変化を遂げており、市場拡大の規模は計り知れない」と指摘する。